ビジネスイノベーション研究センター「起業家×学生研究交流会」の開催報告(6月22日)
2017年06月27日
鈴鹿大学ビジネスイノベーション研究センターでは、シリーズ研究会として、起業家を招いての座談会を行っています。
6月22日(木)、訪日外国人向けの「コスプレ体験(撮影)サービス」を実施している大阪日本橋の写真スタジオ「Four-M」を経営する高尾元健(たかお もとき)社長をお招きし、日本のポップカルチャー文化で世界とつながる、コスプレ写真スタジオのビジネスについてお話いただきました。
まだ25歳という若さの高尾社長ですが、学生時代から在籍校でのビジネスプランコンテストで準優勝した経験を持つ起業家精神あふれる人物です。
既存のビジネスが多数存在している「日本食」や「テクノロジー」など以外の、新たな「日本を体験する」コンテンツとして、高尾氏が目をつけたのがコスプレでした。高尾氏はイスラム教徒向けのコスプレ開発・輸出などにもチャレンジ中で、世界に目を向けたビジネスを志向しておられます。
学生との意見交換では、起業時の必要資金についての質問や、留学生の母国への売り込み方など、経営や経済を学んでいるゼミ生ならではの、具体的な質問が活発に飛び交っていました。
高尾社長からは、世界の若者人口が増えているという現状を踏まえ、「学生の若い感性だからこそ、世界の若い感性を理解できる」「学生のうちに世界の人とつながってほしい」と熱いエールを送っていただきました。
ビジネスイノベーション研究センター「起業家×学生研究交流会」
講師:高尾元健 氏(写真スタジオ「Four-M」代表)
日時:2017年6月22日(木)14:40-16:10
会場:鈴鹿大学第二会議室