食物栄養学専攻2年の学生35名が、株式会社タスカルをはじめ、尾鷲市、三重県漁業協同組合連合会のご協力のもと「尾鷲の魚を使ったレシピプロジェクト」に取り組んできました。

授業の中で、コロナ禍の自粛生活により打撃を受けている尾鷲の漁業の現状や、尾鷲ならではの魚の特徴についての理解も深めてきました。

7月から手掛けてきたこのプロジェクトですが、この度、優秀10レシピの冊子が完成し、その報告を兼ねて三重県知事にも味わっていただこうと三重県庁へ赴き、知事を表敬訪問しました。

優秀レシピのうち、矢形みづほさんの「ヤンニョムマンボウサンド」、伊藤美保さんの「鯛サンド2種盛り」、永井怜奈さんの「メヒカリのしそチーズ巻き」を試食していただき、各自レシピの紹介やこだわりポイントを伝え、知事よりコメントをいただきました。

どのレシピも高評価をいただき、知事から直接講評をいただくことで、学生さんはレシピ開発の今後の自信や意欲につながったと思います。このレシピ集は尾鷲市役所や業務用スーパープロマーケットの店頭で配布されます。

これを機会に、尾鷲の魚のおいしさや家で作ってみようと思う手軽さなどが社会へ伝わることを願うとともに、地元の魚消費が促進され、地域貢献に繋がってほしいと思っています。