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AGF鈴鹿株式会社を取材させて頂きました

松井義司先生がゼミ4年のチュン ティ ホアン ミィさんを引率し、AGF鈴鹿株式会社で「卒業論文」の取材調査をさせて頂きました。

ミィさんのベトナム・グッフラック省の実家では、コーヒー農園を営んでいます。
コーヒー以外にコショウも栽培しています。コショウの木は背が高いのでコーヒー栽培の日よけになっています。
コーヒーは10~11月に収穫し、コショウは3~4月に収穫します。それ以外の時期は閑散期となり野菜を栽培しています。
実家で収穫したコーヒー生豆は全て中国企業1社が買い取り中国の工場に送られ、そこから各国に販売されているようです。
灌漑設備を提供してもらう見返りに、中国企業にはとても安く生豆を買われています。

今年からベトナムでAGFが技術指導する関係商社が設立した企業が、BIRDYブランドでインスタントコーヒーの生産を行っています。
コーヒー豆総重量100に対してインスタントコーヒー重量は40で、生産地でインスタントコーヒーを製造した方が物流コストを削減できるため今後は増産されるかもしれないとのことでした。

ミィさんの感想:
今回のAGF様訪問では、世界中のコーヒー豆の特性、栽培から生産・販売に至るまでを詳説頂き、工場見学までさせて頂きました。
大量のベトナム産ロブスタ生豆のバルクコンテナ入庫を見学させて頂きましたが、私たちの訪問にわざわざ日程調整頂いたと想像します。
またとない体験となり、卒業論文の有意義な取材になりました。本当に有難うございました。

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