公開講座「津城下まちあるきツアー~切支丹弾圧の歴史をたどる~」
5月24日 今年度第1回目の公開講座「津城下まちあるきツアー~切支丹弾圧の歴史をたどる~」を開催しました。(講師は本学富本教授と卒業生辻原さん)
講座では、まず、津お城西公園の「キリシタン殉教記念碑」や「赤門寺」と言われる正覚寺をめぐりながら、津城主藤堂家にまつわる切支丹弾圧の歴史とその裏に隠された秘話に触れました。次にカトリック津教会の「イセタニコレクション」に収蔵されている戦国期から幕末にかけてのキリシタンにまつわる様々な遺物を通して、潜伏切支丹たちの思いに心を寄せることができました。参加者からは「身近な場所でありながら、これまで知らなかった場所や貴重なコレクションを拝見出来て、とても有意義な時間でした!」「身近にいながら、知らないことが多く大変勉強になりました。自分の住んでいるところをもう一度振り返ってみたい。また、実際に見ることでその時代を生きていた人の思いをはせることができました。」といった感想がありました。